お片づけが苦手なことには必ず理由があります。
そして、多くの場合は『正しいお片づけの方法を知らないから』というのが大きな原因です。
今回は、お片づけが苦手な人がやりがちなお片づけ習慣を3つ紹介し、なぜそれがNGなのかを解説します。
片付けのためと思ってやっていた行動が、実は片付けられない状況を悪化させていたなんてこともよくあるので、要注意ですよ!
なんとなくでモノを持つ
まず、目的を持たずにモノを増やしてしまう方が多い印象です。
例えば、目的もなくふらっとお店に立ち寄ったり、『なんとなく』『いつか使うかも』などの理由でモノを買ったり貰ったりしてきてしまうのです。
目的があればちゃんと使ったり活用したりできます。
しかし、目的なく家に持って帰ったモノというのは、使わずに家に溜まっていってしまうことが多いです。
そんな人は自分にとって『必要なモノ』と『不必要なモノ』の区別がうまくいっていません。
こちらの記事で必要・不必要の見極め方を紹介しているので、参考にしてみてください。
収納で解決しようとする
片付けと聞いて思い浮かぶのが『収納』だと思います。
でも、収納の果たす役割というのは、片付けのうちの2~3割り程度。
本当は、収納の前の『整理』が重要なのです。
すごい収納グッズを揃えれば、収納棚を増やせば、収納を工夫すれば家が片付く。
そのように思っている方が多いかもしれませんが、実は収納だけでは解決しないのです。
逆に、収納棚を増やしたことによってモノが増えたりしてしまうのです。
収納がたくさんあるお家に住めばすっきり住めると勘違いしてしまいがちですが、モノがたくさん入れられると、必要以上にモノを買ってしまい、モノで溢れてしまうなんてことが起こるのです。
収納を増やすのではなく、まず家の中にあるモノとしっかり向き合うことが重要なのです。
私がお片づけのサポートに伺うと、大抵の場合は収納グッズが余り、棚も1〜2段空くことがほとんどです。
雑誌・TV・SNSを真似る
雑誌やTV・SNSなど、片付けや収納の参考になる情報は世の中に溢れています。
でも、それらを真似ることも、片付けられなくなる原因に繋がることがあるのです。
例えば、Aさんが雑誌でワイングラスのおしゃれな収納方法を発見します。
素敵だな、これは取り入れよう!と思います。
しかし、Aさんご家族はお酒を全く飲まないので、ワイングラスはありません。
でも、おしゃれな収納方を実践したいので、ワイングラスを買い、雑誌で紹介していたワイングラスホルダーを購入しました。
Aさんのようなことが意外と多くの家庭で起こっているのです。
メディアでは、タメになる情報がたくさん紹介されています。
でも、それが『あなたにとって』タメになるのか、役に立つのかを考えないといけません。
なんでもかんでも取り入れるのではなく、あなたが困っているお悩みを解決してくれるのか?という視点で情報を取り入れてみてください。
正しい片付けの知識で片付け上手になろう
片付けは正しい知識を身につければ、たとえズボラでも時間がない方でもセンスがない方でも、スッキリ整ったお家をキープすることができます。
ぜひ、正しい片付けの知識を身につけ、練習してスキルを身につけてください!
どうやったらうまく片付くのかについては、こちらの記事を参考にしてください。