こんにちは。時短家事コーディネーター®Basic認定講師の市川ゆみ(@yumiichikawa11)です。
家事は普段やっていることなので、なかなか見直す機会がありません。
そのせいで、環境やライフスタイルが変化しても、ずっと同じ家事を繰り返しがちです。
普段当たり前にやっている家事が、もしかしたら『無くてもよかったかも?』ということはよくあります。
この記事では、時短家事のプロがやめた家事をリスト化しました。
一通り目を通していただくと
『なるほど!確かに無くてもいいかもしれないな』
という発見につながると思います。
一つ注意していただきたいのが、ここで紹介している家事を必ずやめ無くてはいけないということでは無いということです。
参考程度にみていただいて、あなたが持っていた家事に対する固定観念を見返すきっかけにしてみてください。
そして、良さそうなものは試してみてください。
まずは3週間くらい試していただくと、あなたに合っているか・合っていないかが分かります。
↓動画でも解説しています↓
マット・カバー類をやめた
まずやめたことは『マット・カバー類』です。
実家にいた頃は
- キッチンマット
- トイレマット
- トイレの便座カバー
- バスマット
などはあって当たり前のようにありましたから、ライフスタイルが変わっても使い続けていました。
当たり前のように一人暮らしをしている時も、結婚した後の暮らしでもマット・カバー類は家にあったのです。
しかし、ある日気付きました。
マットやカバー類は洗濯の必要性が出てくるし、ホコリが発生する原因にもなる。
マットやカバーが無い方が掃除もしやすいのでは?
と思い、やめました。
マット・カバー類をやめて3年以上になりますが、不自由することはありません。
むしろ掃除しやすくなって家事効率が上がりました。
ちなみに、お風呂のバスマットだけは必要性を感じたので、珪藻土タイプのものを使っています。
こんな感じのものです。
私はニトリで購入しました。
バスタオルをやめた
お風呂上がりに体を拭くためのバスタオルもやめました。
バスタオルって、結構大きいので洗濯物を増やしてしまうんですよね。
今はバスタオルの代わりにヒオリエの『ビックフェイスタオル』を使っています。
バスタオルよりも小さくて、フェイスタオルよりも大きい、ちょうどいい大きさのタオルです。
体を拭くのに問題ない大きさですが、今までより明らかに洗濯物の量が減りました。
1日1回は洗濯をするのですが、普通のバスタオルを使っていた時は1日洗濯できない日があると洗濯物が溜まりすぎて大変でした。
でも、このビックフェイスタオルにしてからは2日に1回でも問題ないくらいになったのです。
素材もふかふかで気持ちが良いので、今までのバスタオルより満足度も高いです。
まずは1枚試してみて、良かったらバスタオルを入れ替えてみてくださいね。
三角コーナーをやめた
お料理をするときに出てくるゴミは、お肉やお魚を買ったときにスーパーでもらう小さいあビニール袋に入れています。
私はスタンドなどは使用していませんが、必要な人はタワーシリーズや100円ショップで売っているモノを使うと便利かもしれません。
三角コーナーをやめたことで、生ゴミの匂い問題もなくなりましたし、シンクの掃除もしやすくなりました。
洗い桶をやめた
洗い桶も使っていません。
食器を厳選するようにしたので、使ったその都度洗うようにしています。
漂白をするときなどは、ボウルに水を溜めたりして使っています。
詰め替えるのをやめた
詰め替えはお財布にもエコにも優しいので、積極的に活用したいものです。
しかし、シャンプーなどを詰め替えるのってちょっと手間ですよね。
失敗すると中身が溢れてしまって、勿体無いなんてことも良く経験すると思います。
そこで、私は詰め替えようを詰め替えなくても良い仕組みづくりをしています。
例えばこちらの無印良品のシャンプーボトル。
フタが大きく開くので、詰め替えようのシャンプーを袋のまま入れることができるのです。
詰め替えようのシャンプーの上の部分だけを切り取れば詰め替えが完了するので、とても便利です。
他にも、こちらのニトリのライスストッカー。
お米を入れるための容器ですが、こちらも袋のまま入れることができます。
わざわざ袋から容器に移し替える手間がなくなるので、洗う手間もなくなります。
とても楽チンになりました。
洗剤をやめた
洗濯でややこしいのが洗剤。
洗剤を計る必要もあるし、詰め替えを買っておく必要もあるし、意外と面倒です。
そこで私は洗剤をやめて、洗たくマグちゃんを使うようにしています。
洗たくマグちゃんはマグネシウムの力で汚れを落としてくれるグッズです。
洗濯物の量によって異なりますが、我が家の場合は洗たくマグちゃん2個入れれば洗剤風ようです。
洗剤を使わないことで、洗濯槽に洗剤カスが溜まらなくなるので、掃除の手間も減ります。
一石二鳥ですね。
ただし、洗たくマグちゃんは乾燥機では使えません。
洗濯乾燥機を使うときは洗剤を使わないといけないので、ちょっとでも手間が減る洗剤を使っています。
洗剤を計るのをやめた
洗剤を計るのことをやめました。
そのために使っているのがアタックZEROです。
プッシュするだけで必要な量の洗剤が出てくるので、驚くほど楽チンなのです!
片手だけで洗剤を入れられるので、お子さんがいるご家庭では特に重宝するのではないでしょうか?
持ち手の部分をかけて『浮かす収納』もできるのが便利です。
洗濯物を干すのをやめた
洗濯乾燥機を導入することで、洗濯物を干すことをやめました。
実は、今我が家で使っている洗濯乾燥機は前住んでいた家の大家さんにいただいたものです。
10年ほど前のモデルですが、4時間程度で洗濯から乾燥まで終わります。
朝スイッチを押すだけで乾燥まで終わっているのはとても快適ですよ!
しかも、干した時よりもふわふわです。
最新の洗濯乾燥機は、より短時間で洗濯〜乾燥までできるようですし、洗剤の自動投入機能もあるそうです。
そろそろ新しい洗濯乾燥機を買おうと思っています。
洗濯機の買い替えのタイミングでは、ぜひ乾燥機付きを検討していただきたいです。
外に干すのをやめた
乾燥機を使わない時は、基本的に部屋干しをしています。
実は、大家さんからいただいた洗濯乾燥機を使い始めて3年ほどで乾燥力が弱くなってきたんです。
修理とかすればいいんですが、どうせなら新しい洗濯乾燥機を買いたいので、そのまま使っています。
なので最近は乾燥機を使わないで干すことにしているのですが、基本的には夜に洗濯して夜に室内干し。
私の家では寝室に干しています。
先ほど紹介したビッグフェイスタオルのおかげで、朝には洗濯物は乾いています。
特にニオイの問題を感じたこともないので、室内干しで不自由していません。
もしかしたら室内干しでもいけるかも?という軽い気持ちで試してみてください。
洗濯物を畳むのをやめた
洗濯物を畳むのもめんどくさいですよね。
そこで、私は
- 下着やインナー、靴下は畳まずカゴに入れる
- 洋服は基本ハンガーtoハンガー
という風にしています。
畳む方が良いという方は、家族に手伝ってもらうようにしましょう。
ハンガーtoハンガーにするために活用しているのがmawa洗濯ハンガーです。
とても便利なので、ぜひ皆さんに使っていただきたいです。
片付けるのをやめた
一番の時短につながったのがこれです。
片付ける時間を徹底的に無くすために、整理収納の土台作りをしました。
私は整理収納アドバイザーでもありますので、自分の家で実践したということですね。
こちらの写真は我が家のリビングです。
可能な限りモノを減らし、使うモノを使いやすく収納することで、片付けをする時間というのがほとんどなくなりました。
週に1回10分程度時間を取れば、写真の状態に元どおりです。
在庫を管理するのをやめた
在庫の管理というのは意外と手間です。
スーパーに行くと、あれ必要だっけ?と悩み、買ってきたらすでに大量に持っていた、なんてこともあります。
そこで私は、ストックがどれくらいあるか把握しやすいように、カラーボックスとファイルボックスを活用しています。
こんな感じです。
それぞれのファイルボックスに何を入れているか写真を貼っているので、家族が誰でもわかるというのもポイントです。
そして、このファイルボックスに必要な分を入れて、無くなったら買いに行くという風にしています。
これだけでもかなり在庫管理の悩みから解放されます。
ちなみにファイルボックスはイオンのホームコーディーのものを使っています。
無印とかでも良いんですが、イオンの方が数十円安かったので。
ただしイオンの場合はこの半透明のしかありません!
スタイリッシュなファイルボックスにしたい方は無印良品がオススメです。
大掃除をやめた
なんで年末に大掛かりな掃除をまとめてやるんでしょうか?
もちろん、大掃除にもいろいろな意味があると思うのですが、私は家事の効率化を考えて、大掃除を分散しています。
例えば2月はここの部屋を大掃除して、8月はコンロの大掃除をして、というイメージです。
大掃除の分散って、実はかなり理にかなっているんです。
例えば、油汚れって暑いときの方が落としやすいのはご存じでしょうか?
夏の暑い時期にやったほうが汚れが楽に落とせるってことなんです。
12月の忙しい時期にまとめるのではなく、1年間の中で分散していけば、より負担は減るでしょう。
今日の献立を考えるのをやめた
毎日欠かせないのが食事。
お掃除はちょっとサボっても平気ですが、食事の場合はどうしようもありません。
お腹を空かせた家族がいます。
いちばんの悩みは献立です。
夕飯を食べながら明日の昼と夜の献立を考えてうんざりしますよね。
そこで私はmenewというアプリを使っています。
献立を提案してくれて、レシピもみれて、そして買い物リストまで作ってくれるという画期的なアプリなのです!
しかも、レシピは10分で作れちゃうよな時短レシピが豊富です。
menewを使えば、何も考えないで時短で夕飯の支度ができるようになりますよ。
できなかったことを責めるのをやめた
これは家事というよりも家事に対する考え方です。
仕事が忙しくて、体力が持たなくて、気持ちが家事に向かなくて、どうしても家事をこなせない日ってあると思うんです。
私も、仕事から帰ってきたらいつの間にか寝てしまって、夫が帰ってきたら夕飯が何も用意できていないってことありました。
でも、人間ですからそういった失敗は必ずあります。
できなかったことを責めるのではなく、毎日頑張っている自分を褒めるようにしました。
家族に自分流を押し付けるのをやめた
家族が家事を手伝ってくるとき、ついつい口を出してしまいますよね。
こうやればもっと効率的なのに、こうやらないと意味がないのにとイライラしてしまいます。
でも、家事って正解はないんです。
タオルの畳み方一つをとっても、家庭によって全然違うんですよ!
夫婦も元は他人です。子供にとっては家事は初めての体験です。
まずは完璧ではなくても、家事をやってくれたことに感謝しましょう。
自分流でやって欲しいのであれば、徐々に丁寧に根気強く教えてあげて下さい。
そして、自己流とご家族のやり方で妥協点を見つけることができたら、お手伝いもイライラしないで感謝できるようになります。
最後に
時短家事コーディネーター®Basic認定講師である市川ゆみが、時短家事のためにやめた家事をリスト化しました。
書き出してみると意外と多かったことに自分でもびっくりです。
家事はやらないといけないということは決してないと思います。
ちょっとした工夫でその家事をやめることもできます。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたの生活だとどんな家事をやめられるかかんがえてみてくださいね!