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収納のポイントは「持つ量を決める」ことにあった!片付けのプロがもっと片づくコツを紹介

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お片づけはいかに『整理』を極めることができるかがポイントです。

しかし、整理してみたけどいまいちモノが減らず、収納しきれない。

そんな時は使っていると思い込んでいるモノがあるかもしれません!

思い込みから脱却し、暮らしに必要な分だけに厳選する方法をご紹介します。

ポイントは『持つ量を決める』ことです。

整理をしてもモノが減らない原因

整理ではモノを『使っている』か『使っていない』かで判断していきます。

もちろん例外もありますが、基本的には『使っている』モノを残し、『使っていない』モノを手放していきます。

 

でも、整理をしてもモノがいまいち減らないことがあります。

それは『使っている』モノの量が多いことが原因です。

正確にいうと、『使っている』と思い込んでいるモノが沢山あるのです。

 

人が生きていく上で必要なモノの量というのはそう大差ありません。

整理してもモノが溢れている場合は、『持つ量』を決めていきましょう。

いくつあれば暮らせるのか考える

家にどれくらいのモノを残すのかを決めるポイントは『いくつあれば暮らしていけるのか』です。

あなたが快適に暮らす上で必要なモノの量を見極めるのです。

見極める方法はいろいろありますが、代表的な3つをご紹介します。

  1. 計算する
  2. 実際の使用頻度から割り出す
  3. スペースで量を決める

1. 計算する

まず一番的確なのが『計算する』という方法です。

例えばバスタオルの例を考えましょう。

 

Aさんは一人暮らしをしています。

1日に1回お風呂に入り、使用するバスタオルの枚数は1枚です。

洗濯は毎日して、外に干しています。(雨の日は浴室乾燥機を使用)

 

この場合、バスタオルは何枚あれば暮らしていけそうでしょうか?

1枚あれば暮らしていけそうですよね。

そこに、予備として2枚置いておけば、洗濯できなかった日があったとしても暮らしていけそうです。

 

ということで、Aさんにとってバスタオルは3枚あれば暮らしていけるのです。

 

この計算する方法は様々なモノに適用できます。

例えばフライパンや鍋、食器。文房具やパジャマの数など。

 

まずは計算しやすそうなモノから取り組んでみてください。

 2. 実際の使用頻度から割り出す

しかし、いくつ必要かと言われると計算しづらいモノもありますよね。

例えば洋服や本・雑誌など。

いくつあっても困りません。

 

そんな時は、実際にどれくらい着ているのかを確認しましょう。

例えば洋服であれば、着た洋服を毎回クローゼットの右側に戻していきます。

すると、右側によく着ている洋服が溜まり、左側にあまり着ていない洋服が溜まります。

 

着ていると思い込んでいたけど、実際は着ていなかったという発見になります。

もちろん着る頻度が少ないからといってすべて処分する必要はありません。

着ていないという事実を知った上で、残すか・手放すかの判断をしてください。

3. スペースで量を決める

とはいっても、日々使うとは限らないモノも家には存在します。

例えば紙袋。

誰かに何かを渡す時に使うかもしれないし、ちょっとした荷物入れとして使うかもしれない。

でもいつ使うとかは明確じゃ無い。

そんなモノはいくつ残しておくか決めづらいですよね。

そんな時は、スペースで量を決めましょう。

紙袋であれば、1つの大きめの紙袋を用意し、ここに入る分だけ持つというルールを決めたりできます。

紙袋の保管方法

紙袋が増えがちな人は、ファイルボックスなど、形が変わらないモノで管理すると良いでしょう。

紙袋の保管方法

〇〇専用を止める

さらにモノを減らすために意識したいのが、1つのモノの役割を複数持たせてあげることです。

これは特にキッチンなどで有効です。

 

例えば、みなさんのおうちに

  • カレー専用皿
  • シチュー専用皿
  • パスタ
  • サラダ専用

など、専用として使っているお皿はありませんか?

 

もしもカレー・シチュー・パスタ・サラダを全部同じお皿で提供したら、お皿は4皿から1皿になります!

〇〇用として売られているとどうしても固定観念でそれ用に使ってしまいますが、できるだけ1つのモノで複数の仕事ができるように意識していきましょう。

そうすればモノはもっと減っていきます。

すぐに捨てずにまずは実験しよう

さて、暮らしていくのに必要な量を見極める方法をご紹介していきました。

最後に注意点があります。

それは『いきなり捨てない』ということです。

 

なぜなら、計算してみたけど実際に暮らしてみたら足りなかったということは必ず起きるからです。

この量があれば暮らせるかな、という分だけを使う場所に残し、余った分を他の場所にまとめて保管しておきます。

そして、足りなくなったらそこから追加していくというイメージです。

 

これを繰り返していけば、本当に必要な量というのが見えていきます。

ぜひまずは『実験』をしてみて、あなたにとっての『必要なモノの量』を見極めてください!

必要だと思い込んでいませんか?

私たちはずっとモノに囲まれて生きてきましたから、無いと不安になります。

でも、多くの場合は『思い込み』だったりするのです。

私がお片づけのサポートに伺ったご家庭で、お客様に言われたことがあります。

お客様
お客様
市川さんに言われてフライパンと鍋を減らす実験をしてみて、最初はこの量じゃ足りないだろうなってすごく不安だったんです。でも、結局フライパン1つしか戻さなかったんです。私、これだけで暮らせるじゃん!と思えたんです。

意外とやってみると暮らせるんです。

そして、少ない量で暮らせるとメリットも沢山あります。

ぜひ、まずは『実験』をしてみて、自分にとって必要な量を見極めてくださいね。

その先にはスッキリ片付いた家が待っています!

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