モノが多いことが豊かさの象徴のようなイメージがあります。
でも、それは本当でしょうか?
私は、整理収納アドバイザーの資格を取ってから、自分にとって必要なモノだけで暮らすようになりました。
結果として、多くのことを得ることができ、人生が豊かになったのです。
私が持つことをやめたことで得られた3つのメリットをご紹介します。
叶えられた3つのこと
- お金が貯まった
- 時間が増えた
- 心にゆとりができた
1つずつご紹介していきます。
1. お金が貯まった
まず、お金が貯まりました。
どういうことかというと、買い物が減り、使うお金が減ったのです。
今まではずっと何かを買うことばかりを考えていました。
あれがない、これがないと「無い」ことばかりに目が行っていたのです。
自分にとって何が必要かというのが明確になってからは、自分はすでに満たされていることがわかり、もう必要なモノなんて無いことが分かりました。
買い物は慎重に、必要最低限に抑えています。
結果として二度買いや無駄が減り、一度買ったモノを大切に長く使うようになりました。
今では自分の成長のための勉強や家族と楽しい時間を過ごすための「体験」などにお金を使っています。
2. 時間が増えた
今までは、無いことばかりに目が向いてしまい、足りないモノを満たすためにオンラインショッピングをひたすらみている日々を過ごしていました。
他にも、探し物の時間もたくさんかかっていましたし、朝の身支度だって時間がかかりました。
それが、家に必要最低限のモノしか置かなくなったことで、探し物や迷う時間、そして何かを買うための時間がほとんどなくなりました。
その代わりに、自分のために時間を使えるようになったのです。
例えば資格の勉強やスキルアップ、本や映画を見る時間、家族とゆっくり過ごす時間。
家に必要なモノだけを置くようになってから、本当の意味で自分の人生を送っているという実感があります。
3. 心にゆとりができた
無駄なお金も使わなくなり、時間にもゆとりが持てるようになると、心にもゆとりが出てきます。
モノに溢れていた頃は、モノがない・時間がない・お金がないというのが口癖でした。
全てのことにイライラして周囲の人に当たり散らしていましたが、いまでは何事も大きな心で捉えることができます。
また、毎日目にする景色が整っていると、頭と心も整い、何をしたいのかが明確になります。
心が前向きになり、ゆとりを持って暮らしを楽しめるようになったのです。
必要なモノの見極め方
必要なモノだけで生活する暮らしがなんだか良さそうというのは理解できても、じゃぁ何が『必要なモノ』なのかって見極めが難しいですよね。
私は2つの基準で私にとって『必要か・不必要か』を見極めています。
- 使っているか・使っていないか
- あなたにとってどんな価値があるのか
1. 使っているか・使っていないか
まず大きな基準は『使っているのか・使っていないのか』です。
モノは使われている状態が一番。
だから使ってこそモノの価値をいかせているのです。
使っていないモノは、基本的に家には必要ないんですね。
私はだいたい1年以内に使ったかな?という基準でみています。
人が暮らしていく上で使うモノというのは限られています。
『使っているのか・使っていないのか』の基準でかなりモノは減るんじゃないかなと思います。
2. あなたにとってどんな価値があるのか
ただ、使っていないモノでも必要なモノもありますよね。
例えば思い出の品。
使わないけどあなたにとって大切なモノで、価値のあるモノです。
まずは客観的事実である『使用頻度』でモノを選別し、使っていないモノを一つ一つ手にとっていきます。
どうして家に来たのか、どんな背景があるのか、そのモノは自分にとってどんな価値があるのか。
そうやって自問自答していくと、残すべきか残さないべきかがはっきりしてきます。
使っていなくても残すものは、ちゃんと管理して保管するか、飾るなどの工夫をしましょう。
限られたモノで生きることは人生を豊かにする
モノをたくさん持っている方が幸せだと思っていました。
でも、私にとって必要なモノだけで暮らしていくと、暮らしはどんどん良くなり、人生がどんどん豊かになっていったんです。
もちろん、たくさん持っていることで幸福を感じる人もいるでしょう。
しかし、モノに溢れた暮らしに疑問を持っていたり、苦しさを感じているという方は、ぜひ限られた中で暮らしてみて欲しいのです。
思った以上に快適で、自分自身をもっと好きになれますよ!